団長挨拶
中津川市消防団長
中津川市消防団 消防団長 桂川邦俊
令和6年度辞令交付式 団長訓示を掲載いたします
令和6年度中津川市消防団辞令交付式団長就任挨拶
令和6年4月1日付で小栗市長様より辞令を頂き、2期目の中津川市消防団団長を拝命いたしました桂川邦俊です。どうぞよろしくお願い致します。
まずは、基本団員退団者、団本部員2名 全地区で145名 機能別団員退団者29名の皆様、長きにわたり消防団活動ご苦労様でした。ある時は仕事中、就寝中、家族だんらんの途中でも召集のサイレンが鳴れば、何度も現場に駆けつけて頂きました。また日頃から消防団員として誇りを持ち日夜消防団活動を率先して頂いたことに、心より敬意を表します。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
今後は、一市民として外側から見た私たちの消防団活動に対してお気づきの点などございましたら、ご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い致します。
そして本日より中津川市消防団の一員となられた基本団員63名、機能別団員28名の皆さん、中津川市消防団に入団して頂き、ありがとうございます。心より歓迎申し上げます。それぞれ入団するまでの葛藤はいろいろあったとは思いますが、本日辞令を受け、決意を新たにして消防団活動を行っていただきたいと思います。 この消防団活動をしていく中で、良き仲間ができ、地域の方々との良きつながりができ、良き経験ができ、その経験が仕事に、人生に生かせていけると信じています。どうぞ消防団活動を満喫して下さい。
さて、昨年5月よりコロナ感染症も5種対象となり、通常の活動が出来るようにはなりましたが、やはりコロナ過で活動が縮小してきた影響はかなり大きく、従来の活動が出来ず、訓練がおろそかになってしまって来たことは否めません。このままでは火災現場での対応ができない団員が増えてしまいます。いつ起こりえるかもしれない災害に備えての訓練は必要です。機械器具の扱いを覚えて頂くのはもちろんですが、その現場・現場での対応力を身に着けるためには操法訓練で一連の流れがわからないと通用しないと思います。その訓練の延長線である操法大会の実施は今年度も行う予定であります。
もちろんその訓練は厳しさもあり得ます。しかしそれを乗り越えて身に着けて頂き、中津川市の安心安全を守る消防団員に育っていただきたいと思います。中津川市消防団員は厳しさの中に、優しさもあり、素敵な仲間たちです。もう一つは、減少している消防団員の仲間を増やすことです。国、県でもいろいろな対策をしては頂いていますが、中津川市では先ほど話したように入団者退団者、基本団員・機能別団員あわせて83名の減となりました。今年度は基本団員1193名 機能別団員230名 合計 1423名でのスタートとなります。
また今年度は市民の皆様に、消防団の活動を理解して頂き、消防団活動の魅力を発信する事業を行い、一人でも私たちの仲間を増やしていきたいと思っております。
最後にお願いです。 私たちは消防団員である前に、それぞれの仕事があります。まずは、会社で、職場で、信頼を得てほしいと思います。そして会社でリーダーシップを取り、社内から人望を得ることが消防団活動の充実につながると思います。その行動が消防団の理解を得て、そして会社でも消防団でも活躍して輝いているあなた達をみて、「私も消防団員になりたい」そんな思いを抱かさせる消防団員になってほしいと願います。
以上 令和6年度中津川市消防団 団長 訓示とさせて頂きます。
中津川市消防団 団長 桂川 邦俊