令和4年度辞令交付式
令和4年度中津川市消防団辞令交付式団長就任挨拶
青山市長より辞令を頂き 第7代目の中津川市消防団団長を拝命いたしました。
前任の小倉団長が築き上げた13の地区分団の「絆」を基に、「温故知新」中津川市消防団の歴史と伝統を守りつつ今の時代にあった新しい消防団活動を行っていきたいと思います。
まずは、小倉様をはじめ、団本部員19名 全地区で合計143名の退団者の皆様、長きにわたり消防団活動ご苦労様でした。
ある時は仕事中、就寝中、家族のだんらんの途中でも召集のサイレンで何度も現場に駆けつけて頂きました。
心より敬意を申し上げます。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。今後は、一市民として外側から見た私たちの消防団活動に対してお気づきの点などございましたら、ご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い致します。
そして本日より中津川市消防団の一員となられた57名の皆さん、入団して頂き、ありがとうございます。
それぞれ入団するまでの決意、そして葛藤はいろいろあったとは思いますが、本日辞令を受け、決意を新たにして一緒に消防活動を行っていただきたいと思います。
介入の時に消防団の良さなどはお聞きなったとは思いますが、良き仲間ができ、良き地域のつながりができ、良き経験ができ、それが仕事に、人生に生かせていけると思います。
どうぞ消防団活動を満喫して下さい。さて今年度は、2年間コロナ禍の中でできなかった操法訓練はおこなって行かなくてはいけないと思います。
このままでは火災現場での対応ができない団員が増えてしまいます。
いつ起こりえるかもしれない災害に備えての訓練は必要となりその訓練の延長線である操法大会の実施も考えています。
もちろん消防団における新型コロナウイルス対策マニュアルに基づき対策を徹底し、行うよう考えています。もう一つは、減少している消防団員の仲間を増やすことです。
国、県でもいろいろな対策をして頂いてはいますが、中津川市では先ほど話したように基本団員・機能別団員あわせて95名の減となりました。
現在は基本団員1282名、機能別団員230名、合計 1512名です。
今一度 消防団の魅力をどうアピールして私たちの仲間を増やせるかを考えていきたいと思います。最後にお願いです。
私たちは消防団員である前に、それぞれの仕事があります。まずは、会社で、職場で、信頼を得てほしいと思います。
会社でのリーダーシップを取り、社内から人望を得ることが消防団活動の充実につながると思います。その行動が消防団の理解を得て、そして会社でも消防団でも活躍して輝いているあなた達をみて、「私も消防団に入りたい」そんな思いをさせる消防団員になってほしいと思もいます。
以上 令和4年度中津川市消防団 団長 訓示とさせて頂きます。
中津川市消防団 団長 桂川 邦俊